2019-11-09☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

左馬頭を囲む様子は法師が世の定めを説き聞かせる聴聞所のような感じがして興味がそそられたが、こうした機会にはそれぞれ秘め事までも隠し切れないことも興味をそそるのだった。

2019-11-09☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

頭中将はひどく信をおいて、頬杖をつき真向いに陣取っておいでである。

2019-11-09☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

(左馬頭)こうした考えに至った経緯を、好き者めきましょうが申し上げましょう、と言ってひざをすすめるので、光の君も目をお覚ましになる。

2019-11-06☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

(左馬頭)あるいはまた、宮中の絵所には名人がたくさんいますが、主任である墨書きに選ばれる場合でも、序列通り上手い下手の差など少しも見分けがつかないながら、

2019-11-06☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

(左馬頭)いろいろなことに引き比べてお考えください。

2019-11-06☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

頭中将はその弁説のゆくえを聞きとげようと、真剣に相手をつとめておられる。

2019-11-06☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

左馬頭は物定めの博士となってまくし立てている。

2019-11-06☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

(頭中将)とにもかくにも、気のそまぬ点があろうとゆったりかまえ辛抱するよりほかいい手立てはないでしょうね」と言って、自分の妹君である葵の上はこの結論通りでおられると思うが、光の君は狸寝入りして言葉をお挟みにならないので頭中将はじれった ...

2019-11-06☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

(頭中将)こちらに非がなくて事荒立てないのであれば、無理に性根を叩き直してでも一生添い遂げたいと思うものだが、それはできない相談だ。

2019-11-06☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

(頭中将)「実際のところきれいだの愛しいだのと気に入っている女に生涯を託すに足りぬ疑いがあればそれこそ一大事でしょうが、