2019-10-07☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

(左馬頭)といって大人物がいくら優れていても、一人二人で世の中を治めるなどできはしないので、上の者は下の者の輔佐を受け下の者は上の徳に靡いて少数の為政者から世間へと事が広まり行くのでしょう。

2019-10-08☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

(頭中将)男が朝廷に伺候し、頼もしい国の支えとなる場合でも、真の器になれる人を選び出すのは難しいものでしょうね。

2019-10-08☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

(頭中将)普通のつきあいをする分には難がなくても、妻として信のおける人を選ぶとなると、多くの女性から選ぶにしてもこの人と思い定めることはなかなかできないものです。

2019-10-09☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

(頭中将と左馬頭)お互いさまざまな人の身の上を論じ比べながら、

2019-10-08☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木, 中断型

白い肌着なんかの柔らかに仕立てたのに、直衣だけをしどけなくお召しになって、紐なども結ばず垂らしたまま、脇息に寄りかかり臥せておられる火影姿は、とても見事で、女の身で拝見したいものだ。この君のためには上の上を選んだとしてもなお物足りなく ...

2019-10-08★☆☆:語義の洗い直しから02 帚木

「どうだか、上流貴族と思う女性の中にさえ予想を越えた女性はめったにいない世の中なのに」と若君はお思いのようである。

2019-11-06★★☆:文の構造を捉え直す02 帚木

(左馬頭)特に瑕ひとつない女性をえらぶには及びはしなかろうが、これはこれで捨てがたいものではないか、と言って式部を見やると、自分の姉妹たちがなかなか評判高いのを念頭にしてお言いかと受け取っているらしい、ものも言わない。

2019-10-08★☆☆:語義の洗い直しから02 帚木

(左馬頭)父は年老い何ともぶざまに太りすぎ、男兄弟の顔は憎々しげで、特別な思いを受けて育ったのでもない閨の中で、何ともえらく気位を高くし、気軽にやってみせた諸芸などでも、格式こそないながら才能の片鱗でもうかがわせようものなら、どうして ...

2019-11-06☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

(左馬頭)どうしてまたこんなことになったのか、と思ってもみないことだけに、妙に心惹かれる境遇である。

2019-11-06☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

(左馬頭)はてさて、そんな人がこの世にいるとは誰にも知られずさびしく荒果てたような草深い家に、予想以上に愛らしい感じの人が余儀なく隠れ住んでいるとしたらそれこそ限りなくすばらしいことだと思えましょう。