2019-09-29☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

手元の御厨子に入っている様々な色の紙に書かれた手紙を引き出して、中将がむやみに読みたがったところ、

2019-10-07☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

所在ないまま雨に日が暮れしめやかな宵の雨に、殿上の間もすっかり人少なで、御曹司もいつもよりはのどやかな心地がして、光の君は灯火近くで書物などをご覧になっている。

2019-10-06★☆☆:語義の洗い直しから02 帚木

実家においてもまた自分の身の回りのしたくをきらびやかにして光君の出入りなさるのにお伴申しては、昼夜となく学問をも遊びをも一緒にしてなかなか遅れを取らず、どのような場所にでも付き従い申しておいでなので、自然と遠慮もおかれず、心中思うこと ...

2019-10-06★☆☆:語義の洗い直しから02 帚木

右大臣が大事にお育てなさっている四の宮の住いはこの君も光の君同様ひどく煩わしくて、そのうえ好き者の不実な人である。

2019-10-06★☆☆:語義の洗い直しから02 帚木

皇女腹の頭中将は中でも若君に親しくお慣れ申して、公の催しや私的な座興の場でも他の人よりは心安く馴れ馴れしく振る舞っていた。

2019-09-29☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木, 中断型

長雨が晴れる間もない時節、内裏の物忌みがうち続いていつにもまして長居なさるのを、大臣方では待ちわびて恨めしくお思いであったが、それでもご装束万端どれもふたつとないような仕立てに誂えておあげになり、ご子息たちの方ではただこの君の御曹司に ...

2019-10-07★★★:源氏千年の謎に挑む02 帚木

人目を忍んで通う女がどこぞにおいでかと大臣家では疑い申し上げることもあったけれど、そのような実のない世間でいくらも目にする軽はずみな色事などはお好みにならないご気性であって、稀には、強いてご気性に反して心を磨り減らす恋を御心に思いつづ ...

2019-10-02☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

まだ近衛中将あたりでいらっしゃった時は、内裏にばかり居続けるようになさって、大臣邸へは途絶えがちにお出になる。

2019-10-06☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

その実はもう、ひどく世間の目を気にかけ、気まじめそうにしていらっしゃるほどといっては、婀娜めいた艶話はなくて、恋の達人交野の少将には笑われておしまいだったでしょう。

2019-10-07★★☆:文の構造を捉え直す02 帚木

解読編

帚木 原文 現代語訳 第1章01

ひかげん のみことことしう たれたまふとがおほかなるに いとど かかるきごとどもを すゑにもつたへて かろびたるをやながさむと しのびたまひけるかくろへごとをさへ かたつたへけむひとの ものひさがなさ 
難易度★★☆

光源氏とはまあ、名ばかりごたいそうだが、とつい言いよどんでしまう不始末が多いとのことなのに、ますますもって、こんな色恋沙汰の数々を後の世にまで語り継がれて、軽はずみの名を流すことになってはと、お隠しになっておられた秘密までも、語り伝えようとした人の、なんと口さがないことか。