みづから額髪をかき 071

2019-09-27☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

解読編

帚木 原文 現代語訳 第5章10

みづからひたひがみをかきさぐりて あへなくこころぼそければ うちひそみぬか 
難易度☆☆☆
(左馬頭)自分でも剃髪した額髪をかき探り耐え切れず心細くなると、つい顔をしかめ泣き顔になって。

解析編

語りの対象・構造型・経路図

対象:

  • みづから額髪をかきさぐりて・あへなく心細ければ・うちひそみぬかし》A・B・C
    自分でも剃髪した額髪をかき探り耐え切れず心細くなると、つい顔をしかめ泣き顔になって。

直列型:A<B<C

  • A<B<C:A<B<C
  • A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉 ※係り受けは主述関係を含む
  • 〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列 〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

述語句・情報の階層・係り受け

構文:うちひそみぬかし/二次

〈[女]〉みづから額髪をかきさぐりて あへなく心細けれ うちひそみぬかし
  • 〈主〉述:一朱二緑三青四橙五紫六水 [ ]:補 /:挿入 :分岐

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語彙編

額髪

出家して短く切りそろえた前髪。

あへなく

我慢しきれず。

うちひそみ

顔をしかめる。女性としてしてはいけない行為。

おさらい

みづから額髪をかきさぐりて あへなく心細ければ うちひそみぬかし

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