さまざまの人の上ど 047

2019-10-09☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

解読編

帚木 原文 現代語訳 第4章01

さまざまのひとうへどもをかたはせつ 
難易度難易度☆☆☆
(頭中将と左馬頭)お互いさまざまな人の身の上を論じ比べながら、

解釈の決め手

語り合はせつつ:頭中将と左馬頭が代わる代わる話し手になる

「合はせ」とあるので、二人以上の意見が必要であり、実質的には頭中将と左馬頭の二人である。従って、この後の議論も左馬頭のものとされているが、頭中将と左馬頭が、代わる代わる様々の女性を戦わせ、妥協し、結論に向かおうとしていると考えるのが自然である。

解析編

語りの対象・構造型・経路図

対象:発言者(頭中将と左馬頭)

  • さまざまの人の上どもを語り合はせつつ》A
    お互いさまざまな人の身の上を論じ比べながら、

直列型:A

  • A:A
  • A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉 ※係り受けは主述関係を含む
  • 〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列 〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

述語句・情報の階層・係り受け

構文:を語り合はせつつ/一次

〈[頭中将と左馬頭]〉さまざまの人の上ども070り合はせつつ
  • 〈主〉述:一朱二緑三青四橙五紫六水 [ ]:補 /:挿入 :分岐
  • 070「語り合はせつつ」→「など隈なきもの言ひも定めかねていたくうち嘆く/02-061」

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おさらい

さまざまの人の上どもを語り合はせつつ

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