なにがしが及ぶべき 040

2019-10-08☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

解読編

帚木 原文 現代語訳 第3章09

なにがしがおよぶべきほどならねば かみかみはうちおきはべり 
難易度☆☆☆
(左馬頭)まあまあ、それがしの及びうる身分ではないので、上の上の女性は措いておきます。

解釈の決め手

及ぶべき:言及対象

手が届く、すなわち恋愛対象になると解釈されているが、言い及ぶ、すなわち、説明可能な。

解析編

語りの対象・構造型・経路図

対象:発言者(左馬頭)上の上の品

  • なにがしが・及ぶべきほどならねば・上が上はうちおきはべりぬ》A・B・C
    とはいえそれがしの及びうる身分ではないので、上の上の女性は措いておきます。

直列型:A<B<C

  • A<B<C:A<B<C
  • A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉 ※係り受けは主述関係を含む
  • 〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列 〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

述語句・情報の階層・係り受け

構文:ば…はうちおきはべりぬ/二次

〈なにがし〉が及ぶべきほどならね 上が上はうちおきはべりぬ
  • 〈主〉述:一朱二緑三青四橙五紫六水 [ ]:補 /:挿入 :分岐

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語彙編

なにがし

一人称である私。

ほど

身分。

おさらい

なにがしが及ぶべきほどならねば 上が上はうちおきはべりぬ

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