女皇女たち二ところ 116

2019-10-02☆☆☆:特別な問題点はない01 桐壺

解読編

桐壺 原文 現代語訳 第8章11

をんなたちふたところ このおんはらにおはしませ  なずらひたまふべき にぞなかりけ  難易度☆☆☆
皇女をお二方お産みであったが、この宮の美しさに比肩すべくもございません。

解析編

語りの対象・構造型・経路図

対象:女皇女たち弘徽殿の女御

  • 女皇女たち二ところ この御腹におはしませど・なずらひたまふべきだにぞなかりける》A・B
    皇女をお二方お産みでしたが、この宮の美しさに比肩すべくもございません。

直列型:A<B

  • A<B:A<B
  • A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉 ※係り受けは主述関係を含む
  • 〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列 〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

述語句・情報の階層・係り受け

構文:なずらひたまふべきだにぞなかりける/二次

〈女皇女たち二ところ〉この御腹[=弘徽殿の女御]におはしませ なずらひたまふべきだにぞなかりける
  • 〈主〉述:一朱二緑三青四橙五紫六水 [ ]:補 /:挿入 :分岐
  • 「なかりける」は意味的には「なずらふ」の単なる否定語。従って、同色にした。

附録:助詞・敬語の識別・助動詞

  • 女皇女たち二ところ こ御腹おはしませ なずらひたまふべきだになかりける
  • 助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞
  • 女皇女たち二ところ この腹におはしませど なずらひたまふべきだにぞなかりける
  • 尊敬語 謙譲語 丁寧語

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語彙編

この御腹に

弘徽殿の女御腹に。

だに

抜くことはおろか、並ぶことさえ。

おさらい

女皇女たち二ところ この御腹におはしませど なずらひたまふべきだにぞなかりける

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