命婦は まだ大殿籠 081

2019-10-02☆☆☆:特別な問題点はない01 桐壺,06 時間/時刻・昼夜・季節・時代

解読編

桐壺 原文 現代語訳 第7章01

みやうは まだおほ殿とのもらせたまはざりけ と あはれにたてまつ 
難易度☆☆☆

命婦は、帝がまだお休みになっておいででなかったのか、とおいたわしい思いで帝を拝する。

解析編

語りの対象・構造型・経路図

対象:命婦

  • 命婦は・まだ大殿籠もらせたまはざりけると・あはれに見たてまつる》A・B・C
    命婦は、帝がまだお休みになっておいででなかったのか、とおいたわしい思いで帝を拝する。

分岐型:A<(B<)C

  • A<(B<)C:A<C、B<C
  • A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉 ※係り受けは主述関係を含む
  • 〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列 〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

述語句・情報の階層・係り受け

構文:は…あはれに見たてまつる/二次

〈命婦〉は @〈[帝]〉まだ大殿籠もらせたまはざりける@ あはれに見たてまつる
  • 〈主〉述:一朱二緑三青四橙五紫六水 [ ]:補 /:挿入 :分岐

附録:助詞・敬語の識別・助動詞

  • 命婦 まだ大殿籠もらたまはざりける あはれに見たてまつる
  • 助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞
  • 命婦は まだ大殿籠もらせたまはざりけると あはれに見たてまつる
  • 尊敬語 謙譲語 丁寧語

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語彙編

大殿籠もらせたまはざりける/おほとのご-

(「大殿籠もる」+「せたまふ/最高敬語)+「ず」+「けり」)夕方月が出た頃にでかけ、おそらく深夜にもどったが、帝はまだ休まれていなかった。

あはれ

深い共感、同情より生じる感情。

おさらい

命婦は まだ大殿籠もらせたまはざりけると あはれに見たてまつる

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