里の殿は 修理職内 180

2019-09-25☆☆☆:特別な問題点はない01 桐壺

解読編

桐壺 原文 現代語訳 第10章40

さと殿とのは しき内匠たくみづかさせんくだりて なうあらたつくらせたま  難易度☆☆☆
里屋敷は、修理職(すりしき)と内匠寮(たくみづかさ)に宣旨が下って、比類がないほどすばらしく造り替えさせになった。

解析編

語りの対象・構造型・経路図

対象:

  • 里の殿は 修理職内匠寮に宣旨下りて・二なう改め造らせたまふ》A・B
    里屋敷は、修理職(すりしき)と内匠寮(たくみづかさ)に宣旨が下って、比類がないほどすばらしく造り替えさせになった。

直列型:A<B

  • A<B:A<B
  • A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉 ※係り受けは主述関係を含む
  • 〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列 〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

述語句・情報の階層・係り受け

構文:改め造らせたまふ/二次

〈[帝]〉里の殿 修理職内匠寮に〈宣旨〉下りて 二なう改め造らせたまふ
  • 〈主〉述:一朱二緑三青四橙五紫六水 [ ]:補 /:挿入 :分岐

附録:助詞・敬語の識別・助動詞

  • 殿 修理職内匠寮宣旨下り 二なう改め造らたまふ
  • 助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞
  • 里の殿は 修理職内匠寮に宣旨下りて 二なう改め造らせたまふ
  • 尊敬語 謙譲語 丁寧語

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語彙編

里の殿

桐壺更衣の実家。後に二条院と呼ばれる。

修理職

今の大工。

内匠寮

今の指物師といった感じ。

二なう

比肩するものがない。

おさらい

里の殿は 修理職内匠寮に宣旨下りて 二なう改め造らせたまふ

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