御前より内侍 宣旨 157

2019-09-25☆☆☆:特別な問題点はない01 桐壺

解読編

桐壺 原文 現代語訳 第10章17

まへより 内侍ないし せんうけたまはりつたへて 大臣おとどまゐりたまふべきしあれば まゐりたま  難易度☆☆☆
帝よりの宣旨を内侍が承り左大臣に伝達、御前に参られるようにとのお召しなので大臣は参上される。

解析編

語りの対象・構造型・経路図

対象:内侍左大臣

  • 御前より 内侍宣旨うけたまはり伝へて》A
    帝よりの宣旨を内侍が承り、左大臣に伝達、
  • 大臣参りたまふべき召しあれば・参りたまふ》B・C
    御前に参られるようにとのお召しなので大臣は参上される。

直列型:A<B<C

  • A<B<C:A<B<C
  • A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉 ※係り受けは主述関係を含む
  • 〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列 〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

述語句・情報の階層・係り受け

構文:参りたまふ/四次

御前より 〈内侍〉宣旨うけたまはり伝へて 〈大臣〉参りたまふべき〈召し〉あれ 参りたまふ
  • 〈主〉述:一朱二緑三青四橙五紫六水 [ ]:補 /:挿入 :分岐

附録:助詞・敬語の識別・助動詞

  • 御前より 内侍宣旨うけたまはり伝へ 大臣参りたまふべき召しあれ 参りたまふ
  • 助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞
  • 前より 内侍宣旨うけたまはり伝へて 大臣参りたまふべき召しあれば 参りたまふ
  • 尊敬語 謙譲語 丁寧語

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語彙編

御前

帝を指す。

内侍

掌侍(ないしのじょう)を言い、四人の長である勾当内侍(こうとうのないし)が宣旨や勅使を伝達する。

おさらい

御前より 内侍宣旨うけたまはり伝へて 大臣参りたまふべき召しあれば 参りたまふ

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